2014年09月28日
現在の静岡の伝統工芸品のルーツ?
今年も地元の白髭神社の秋祭りの準備が始まりました。
去年に引き続き、下の子が舞を奉納します。(↓右は一昨年。)


近くの公園の舞台のほうも、着々と準備が進んでいます。

今年は子供会の役員なので、昼間は子供神輿、巫女の着付け、夜も出店なので大忙し。
当日もお天気になりますように!

先日、仕事で伺った現場の近くに
松平信濃守忠明(まつだいらしなののかみただあき)のお墓がありました。
浅間神社のある山の北西側の斜面になります。

お寺(松樹院)の敷地から少し離れたところ、しかもフツーの民家の
裏路地のようなところにあるんだなあ、と思ったら
火事で焼失した浅間神社の再建を目指すも、着工翌年に死去。
「浅間神社の棟上げの木遣り(きやり)が聞こえる場所に埋葬してほしい。」
という遺言により、こちらに埋葬されたそうです。


浅間神社の再建に際しては、彫刻師、蒔絵師、塗師など、様々な職人を呼び寄せ、
その職人たちは今日の静岡の伝統工芸品のルーツになったそうです。
自分の亡くなった後の事まで気になさるなんて責任感の強いご城代さまだったのですね~。